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親に報告ものがたり 後編です。

うちの母。

これが強者です。

とある休日の昼下がりのこと。
愛娘であるわたくしが、近くの温泉に行きたいんだといいます。
私は車の運転が出来ないので、自転車を貸してくれ、と母に言います。

母は言います。

「あの温泉の通り車がビュンビュン通ってるじゃない!危ないわよ!」


繰り返すようですが、

休日の昼間です。

私は自転車を貸してくれといったんです。


お母さん。お気づきでないようですけれど、あなたの娘はもう25のオトナなんですよ。


決して盛っているわけではなく、うちのお母さんは真剣にこういうことをいうタイプのお母さんです。

母というのは不思議且つ偉大な生き物ですから、何か危険な予感がしたのか、それとも単に自転車を貸したくないだけなのかとにかくお母さんはなにかにつけて心配症なひとで、しかも心配しだすともう止まりません。

そんな母への報告。


しかも悪いことに、私の年齢がお母さんにとっては適齢期なのか、最近は私に「彼氏はいるの?」「そろそろじゃない?」とばかり言ってくるお母さん。
「話がある」と聞いたときから既に、お母さんの中には私のウェディング姿が広がっています。

「世界一周に行く」などと聞いたら、多分お母さんの中では「私は見知らぬ国の片隅で身ぐるみ剥がれて車に轢かれて人身売買された挙句に山の奥で死んできます」くらいの意味に変換されてしまうかもしれません。

なんだかんだ言って、やっぱり母親を泣かすのが一番怖い。
うう…気が重い…

前日にお父さんには話してあったので、まずはお母さんの機嫌をとるためにおすし屋さんへいきました。
だけど、意外に混んでるお店で私は上手く話を切り出せず、気をきかせたお父さんが「よし、ここ出てお茶しよう」といってくれました。

アイスティが一杯700円という法外な値段に見合ったお洒落で美味しい紅茶屋さんへ移動。

ここでもやっぱり私はもじもじしくさって、お父さんに水を向けられてしかなく話し始めた。

「お母さん、」
仕事をやめるということ。

世界一周をしたいということ。

お母さんの思うようにすぐ結婚することも、安定した仕事を続けることも出来ない、ということ。


一通り話して、お母さんの反応を待つ私とお父さん。


母さんは言いました。

「あなたはどんどん私の想像の範囲を超えてッちゃうねぇ!」


えええええええええ!!!!!


このときの私の顔とお父さんの顔はかなりの間抜け顔だったと思う。
私もお父さんも絶対お母さんは反対すると思っていた。
もうマシンガンのように私がいかに危険なのかをとうとうと語るに違いない。
うーん、明日仕事だから出来れば小一時間くらいですめばいいなぁ。


それがこの笑顔はなんですか



私の想像を超えてッちゃうのは貴女です、お母さん。

お父さんは苦笑しながら言った
「おまえ、ここは反対するところでしょうよ」
はた、ときがついたお母さんは
うーん、うーん、と考えた結果、
「うん、でもやっぱり心配よね、ねえ。」
ととってつけたように反対し始めたりした。
私はやっぱり昨日と同じようにいろんなことを話した。

最終的には、やっぱり反対、のお父さんとお母さんだったけれども、
多分、私は結局行くって分かってると思う。
だから、とりあえず必ず帰ってくるよ、といった。

美味しい紅茶も飲みきって、暖かかったカップも冷え切ったころ、今日は帰ろうか、といって解散。

私は本当にうちのお父さんとお母さんを愛してる。と思った週末でした。





(くらた)
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3月の終わりにりえママの承諾をゲットしたくらりえ。
それに調子にノリくさりまして、
くらたも頑張ることに決めました。

ということで今日はふざけないで報告するよりえ!



まずはくらたの両親についてはなさなければなりますまい。

うちの母は一言で言うなら天然気味の心配性

うちの父は一言で言うなら理論派エリート親父

間違いないのは、お母さんと親父さんを一緒に相手にするのは危険すぎるということ。
フリーザさんと魔人ブゥを一緒に敵に回すようなものです。


そう思った私はまず、理性的に話を出来そうな父に対して勝負を挑むことを決めました。

うちのお父様は明るいひとです。
厳格なところもあるけれど、たまーに私が帰ってくると恥ずかしげもなく「おお!いとしの我が娘よ!」といってくれるお父さんです。
ですが、会社ではエラくて怖いサラリーマン。
父親の何が怖いって、圧倒的な社会経験値の違いです。

普段は明るいだけに、正面切って敵に回せばまず勝ち目がない。

ああ、さながら魔人ブゥ。


だけど、ちゃんと正面から言おう。とおもった。
向き合うこと、が正解な気がしたから。

久しぶりに帰った土曜日の実家。夜の22時。

父は寝る支度をするために寝室に入っている。
母がお風呂に入ったその瞬間。

今だ!!!

ドアの前にたつ私。
よし。言うことは一杯考えてきた。
準備はOK。
握りこぶしをドアに当てる。






ドアが叩けない。


中ではお父さんがごそごそと着替える音。

だめ、だ、緊張して絶対話せない、、

いや、駄目だ。私はちゃんと話さなきゃって決めたんだ。

私は私のやりたいことをやるしかないんだ。

寒い廊下をうろうろうろうろしながら考える私。


お父さんはそろそろ部屋を出てきそうな気配。


よし。
ノックする勇気はない。
だから、10秒数えてお父さんが出てきたら話そう


10.9.8.7.6.

だんだん遅くなっていくカウントダウン。
5.4.

3.

2.


1.






出てこない。
まだがさごそやっている父。


空気読めよ父!!!


自分勝手に憤る私。
もう駄目だ、お母さんがお風呂から出ちゃう!

えーーーーい根性出せ自分!!

トントン

「あーい、なに!タオル??」
「ううん」
「じゃあ布団?」
「ううん」
「なに」
「話があってね」

ということで話しはじめた。
来年の春に仕事をやめるつもりだっていうこと
世界一周にいきたいっていうこと
なんで行きたいのかっていうこと
それを上手く説明できないっていうこと
だけど、

絶対に後悔しない覚悟があるっていうこと

普段はせっかちなお父さんは、何度も「うん、うん」
といいながら話を聴いてくれていた。
きっと賛成なはずはない。
私が親だったら、公務員になって安心してた娘がいきなり仕事やめて世界一周したい、なんていったら、どうやって止めるか超考える。

だけど、お父さんは、一度も頭ごなしに否定しなかった。


突然世界一周にいった友人や偉人の話をしてくれた。
お父さんの話には珍しくまとまりがなかった。
多分、いいとも悪いとも簡単にはいえなくて、混乱してたんだと思う。
こんなおとうさんって初めて見た。


だけど最終的には心配だからあんまり賛成じゃない的なことを遠まわしに言ってたと思う。
それは分かったけれども、だけれど、真剣に聞いてくれたことがただうれしかった。

ともあれ、答えは出ないまま、第一ラウンド終了。
お父さんは「お母さんには話さないのか?」といった。
「お母さんに話したらきっとひっくり返って反対するぞ」
「だよねぇ(笑)」




お母さんには、翌日の夜に話すことにした。

私が部屋を出て、ドアを閉めようとしたスキマから、お父さんが笑いながら言った。

「あんまり心配かけるなよ」

私も笑いながら答えた。

「ごめんね」


ごめん。お父さん。ありがとう。






(くらた)
04/04/2010    りえママへの告白2
3月28日

めでたく承認を得たりえママへの世界一周の報告 with くらた

実はこれとは別に、私はもうひとつ母へ承認をもらおうと思っていたことがあった。

それは、今年夏に一人旅をすること。
夏で仕事を辞め、一人で3カ月ほどかけて日本一周、山巡りをするという旅計画だ。

これについては100%反対されると思っていた。
なぜなら前々から一人旅は絶対ダメ!と念をおされていたからだ。

もちろん一人旅をしたことは何度もあって、母も感づいてはいるようだが、
公言したら絶対許してくれないことは私も分かっていたので、
たいていはウソをつくか、黙っていたことが多かった。


が、仕事を辞めて数カ月一人旅はさすがにウソはつけないので、ダメもとで説得を試みた。


結果









惨敗・・・







が、しかし

結構決意は固かったので、絶対諦めまい!と思った。



もう少し計画を綿密に練って後日またプレゼンしようと思った。
本気だって意思を伝えれば、いつか承認してくれるかもしれない!

そういう雰囲気だったからだ。



数日後、仕事を終えて終電で帰宅すると、部屋に母からの置き手紙が・・・
どきっとした。

これはどちらの内容が書かれているんだろうか、

やっぱり自由にやりなさい、という承認の内容か、
やっぱり許せない、という念押しの内容か・・・

母が寝たのを確認し、そっと手紙をひらく。





読み終えた私は泣いていた。




あの話し合いの場ではくらたもいたし、
雰囲気をコミカルな感じにしていた母だから、

ばかな娘は軽く思っていたのかもしれない。

だけど母の心配様は半端じゃなかった。


「りえがひとりでどこかへ行ってしまうなんて 精神的に耐えられない」

「家のことでも苦労しているのに、これ以上心配させないで」

「いつも私に夢を与えているりえには泣きごとはいいたくなかったけど」


一人になって色々考えて思い悩んだんだろうか、
もし母を泣かせていたんだとしたら、それこそ親不孝もんだ。

くらたとの世界一周は許してもらえたんだし、
日本の山だったら頑張って休みを駆使して周れるし、




うん、諦めた。



まぁいっか。




ちゃんと帰ってくるって安心感があるから、休みの日にいくら出掛けてもいいから、と母。

うん、ちゃんと帰る場所があるから安心して旅に出られるんですよ。
家にはあんまりいないけど、ご飯食べて寝に帰るようなもんだけど、

でもそのおいしいご飯が楽しみだから、

だから大学が遠くとも勤務先が遠くとも、実家を出ないんですね。
甘ったれた娘ですみません。


そんな娘に

「子育てほど楽しいものはないよ」

と言ってくれたあの言葉は正直嬉しくて泣きそうだった。



まー心配ばかりかける自由な娘ですが、これからも山と旅ばかりに翻弄される娘ですが、
一番温かく見守ってくれるのはやっぱり親なんだということを忘ないようにします。


数年前、ヒッチハイクで仲良くなったおじさん?に
こんなメールをもらった。

「おてんばして親に心配かけんように 理恵にはこの言葉を

『一里ゆけば一里の孝をつくし 二里ゆけば二里の行をつくす』

遠い空の下で離れていても一歩でも二歩でも自分を成長させる事が親孝行につながるという意味

風に吹かれて旅できることを親に感謝」




さて、仕切り直しです。

来年に向けて計画がんばろーっと♪


(これいつか母にも見せるけど、きっとまだ後のことだからいいよね。実際見られたら照れるけどね。)


(りえ)
04/04/2010    りえママへの告白

3月28日

ついにこの日が来てしまいました。。。
いつか言わねばいけないことだったのですが、
いざ!話すとなると、いくら自分の親と話すとはいえ、

うはーーーー緊張するぅ

どんな反応するんだろうなぁ。
もし頭ごなしに反対されたらどうしよう。
話したあとしばらくの期間気まずくなったらどうしよう…実家暮らしだしなぁ。
とか前日に悶々と考えておりました。

さて倉田をうちに招き、しばらく私の部屋でミーティング&緊張をほぐすため旅計画。

そろそろ行く?え、あ、もうちょっと経ったらにするか。
あ、行く?行っちゃう?あ、やめる。  いや、行こう!!!

ということでいざ、母のもとへ。(幸い?父は町内会のなんちゃらで家を留守にしておりました。)
うちらのために何か手料理を施している母の手をとめて、

「あのーお話があるんだけど・・・」

母「え、なになに??いいよ」

ちょっと笑顔だった母が、うちらの真剣な顔を見るや、

母「ものによっては怒るよ?!

と何か察したように返してきた。どきっとした。

「はい、そのつもりです。」
くらりえ正座。母は台所に立ったまま、話を持ち出す。

「えーと実は、来年からくらたと世界一周の旅に出ようと思います。」


さて反応は!??







「なんかそんなことしそうな気がしてたよ」







・・・!!  母強し!!




母「そりゃあれだけ色んなことしてたら、そんなんで終わらないだろうなって思ってた。」



さすがりえママです。
娘やその友達のことをよく知っておいでです。



もちろんいろいろ心配もされました。

母「そのあとのことはどうするの?!」

絶対聞かれるだろうと思っていた質問。そして考えていた模範解答。

「ちゃんとまた就職します。」

母「早く結婚して早く子供産みなさいよ!」

あ、やっぱり?普段そんな話しないけど、やっぱり思ってたんだね。

「が、頑張ります・・・。」


母「世界は危険なことたくさんあるんだよ?!」

「重々承知してます。でも分かってて行くんです。」

母「ちゃんと連絡とれるの??!」

「はい、ちゃんと連絡とれるようにパソコン持ってネット繋げられるようにするし、
 ケータイも海外で使えるようにします。」

(まだHPやブログ作っていることは教えてないけど、うちの親にはそのうち教えるつもりです。)



でもやっぱり最終的には、

くらた「いろいろあると思いますけど、絶対行って後悔はしないと思うんです。」

母「当たり前だよ!絶対行ってよかったと思うに決まってるじゃん!
  人生何十年あるうちの一年、絶対いい経験になるよ


 いいんじゃん?



うん、やっぱりそう言ってくれると思ってた。


話す前はふざけないでマジモードで行こうと思って臨んだ話し合いでしたが、
そんな雰囲気をコミカルな感じにしてくれたのはやはり母。

わが母ながら、さすがやな、って思った。


この親にしてこの子、ですかね。


というわけでね、めでたくりえママから承認がおりたということで、
私の荷もおりたというとこですね。

(おとんにはどう伝わってるんだろうか・・?直接話してはいないけど・・。てかもう伝わってるのかどうかも謎。)

くらたもわざわざうちまで来てくれてサンキュ☆
隣にいてくれてよかった!


残るはくらた家・・・頑張れくらた!!!



(りえ)
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